【本音】結婚相談所の「婚活アドバイザー」のきつい仕事3選【向いている人】
監修者
- 結婚相談所の婚活アドバイザーはきつい?
- 婚活アドバイザーが向いている人の特徴は?
- 実際に働いていた人は、どんなストレス解消法を実践しているの?
こういった結婚相談所アドバイザーの悩みにお答えします。
人と人の出会いをサポートする魅力的な仕事である、結婚相談所アドバイザー。人の役に立ちたいと願う方にとっては興味の深い仕事ではないでしょうか?
しかし、魅力的な仕事である一方で、仕事内容がきついと感じる方もいるようです。
これからアドバイザーになりたい方、すでにアドバイザーとして働いている方にとって、どうやったらきつい仕事を避けられるのかが気になりますよね。
そこで本記事では、実際に結婚相談所アドバイザーとして働いていた実体験をもとに、「きついな…」と感じた仕事内容をご紹介します。
結婚相談所アドバイザーとして、気持ちよく会員さんのサポートをしたい方は必見です。
この記事で紹介する「アドバイザー」は、個人経営のオーナーさんではなく、会社員として働くアドバイザー(=仲人、カウンセラー)を指します。
もくじ
結婚相談所アドバイザーのきつい仕事3選
来島美幸が結婚相談所プレシア(会員募集休止中)で実際に働いていた時に、きついと感じた仕事内容をご紹介します。
※追記
結婚相談所Presiaは2023年春に再開しました。
YouTubeでも解説しました。婚活カウンセラーの現実をぶっちゃけています。
きつい仕事①:「依存する会員さん」
アドバイザーとしてきつい依存してくる会員との連絡やりとりに消耗しました。
一部の会員さんは、毎日のようにメールをしたり、電話をかけてくる方がいました。
結婚相談所プレシアは来島美幸+スタッフ1名で回しており、会員が常時100名ほどいました。
そのため、たくさん連絡が来る会員さんが10名いたら、対応だけで1日が終わり、他の会員さんへのサポートに時間を使いにくくなってしまったのです。
もちそん、相談内容が婚活ことならていねいに対応します。しかし、婚活と無関係な「仕事の話」「家族関係」の話などの専門外の相談をされ、出口が見えない時はさすがにつらかった…。
きつい仕事②:「対応の悪い結婚相談所」
個人経営の結婚相談所の中には、お見合い日程調整で時間を取られることがよくありました。
1ヶ月先のお見合い日程を平気で伝えてくるアドバイザーもいました。大手なら教育やルールがしっかりしているため、きちっと対応してくれると思います。一方で、個人経営の結婚相談所のアドバイザーさんの一部は、対応が悪いのです。
たとえば、ネットを使えないアドバイザーさんは、こちらかメールで連絡するたびに電話をかけてきました。お見合い日程を決めるだけなのに、1週間かかってしました…。
このように、個人経営の結婚相談所にはクセの強いアドバイザーさんがいるため、きついなと感じてしまいました。
きつい仕事③:「恐怖のクレーマー」
会員さんがクレーマー化すると大変です。
よくある理不尽なクレーム内容が、「結婚できないことを、100%相談所側のせいにしてくる」ことでした。
自分には1%も落ち度がないという考えで、1年以上婚活をしているにも関わらず「全額お金を返せ!」と訴訟まで起こされるケースも…。
会社員としてアドバイザーをされるなら訴訟リスクは考えなくても大丈夫ですが、開業予定の方は、契約内容をしっかり精査すべきでしょう。
結婚相談所アドバイザーがきつい方に実践してほしい、ストレス解消法
来島美幸がストレス解消のために実践してきた方法は2つあります。
会員に感情移入しすぎない
会員さんに感情移入してしまうと、婚活以外のことまでサポートしたくなってしまいます。手厚くサポートをしたい気持ちはありますが、100名の会員さん全員に手厚いサポートは難しいですよね。
さらに、客観的なアドバイスができなくなるリスクもあります。
なので、必要以上に会員さんと仲良くなったり、食事に行くことはしませんでした。
会員と適度な距離を保つ
休日は会員からの急ぎではない相談に対して、返信できる環境にいたとしても返信しないように心がけました。
あまり過度に連絡すると、会員さんが依存体質になってしまうためです。
補足:社内の人間関係がきついなら、開業しよう
もし社内の人間関係(上司や同僚)がきついなら、結婚相談所の開業を検討してもよいでしょう。
大手結婚相談所のアドバイザーとして一定の経験を得た後に、個人で結婚相談所を開業される方も多いです。
実際に、ウェブ屋のお客様でもIBJグループでの仲人経験を生かして独立開業された方もいらっしゃいます。
独立開業すれば、「経営の大変さ」はあるものの、「上司からのプレッシャー」からは解放されるでしょう。
なお、独立開業する場合は「集客方法」を身につける必要があります。くわしい集客のテクニックは結婚相談所の集客方法7選【月100万円を稼ぐ極意】で解説しています。
結婚相談所の婚活アドバイザーが向いている人とは?
結婚相談所の婚活アドバイザーが向いている人とは、「実体験で成婚エピソードを語れる人」だと考えます。
なぜ、実体験エピソードが大切かと言うと、生々しいリアルな体験談こそ、「婚活している人の背中を押せる」からです。さらに、説得力もありますよね。
たとえば、「①ご自身が結婚相談所で活動して成婚したエピソード」もしくは「②ご自身が婚活で苦戦して、なんと成功を手に入れて、今では幸せな家庭を築けている人」です。
もしあなたが「婚活で成功した方」なら、婚活アドバイザーは向いていると言えます。
まとめ
結婚相談所アドバイザーのきつい仕事は次の3つだと紹介してきました。
- 依存する会員さん
- 対応の悪い結婚相談所
- 恐怖のクレーマー
たしかに、クセの強い会員さんや仲人さんを相手にするのは大変な面もあります。
しかし、成婚退会される会員さんの笑顔を見れる瞬間に、今までのきつい経験をパッと忘れてしまいます。それほとに、アドバイザーの仕事は魅力的なのです。
この記事が、あなたのストレス軽減に役立てば幸いです。